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感情願望欲望すべて赤裸々むき出しの毎日
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録画していた日曜洋画劇場の「96時間」を見ました。
いやあ凄かった色んな意味でw

話自体は人身売買グループに攫われた娘を助けるスーパー父ちゃんという、良くあるUSA!! な感じ。過保護なまでに溺愛する愛娘と離れ離れで暮らしているという設定も 何処のダイハード USA!! な雰囲気に華を添えてくれます。

「攫われてから96時間経過すると助け出せなくなるぜ!」と特に理由もなくタイムリミットが設定され何となく煽られる危機感。
超有力な主犯を速攻で発見するも追詰め過ぎて死なすといううっかりお茶目っぷり。
その後どんどん人身売買グループの中枢に近付いて行くオヤジだがどういう経緯でその場所、人物に辿り着いたのかの辺りがふんわり。
他の売り払われた娘を見掛けても余裕のスルー、娘に関与していると思しき女の子しか助けない。罪なき女の子が流れ弾に当たってもガン無視。
敵の拷問もお手の物。
 「ヤメローもう全て話した! 信じてくれ! もうヤメテくれぇ…」
 「解った信じよう。だが死んで貰う」感電スイッチオン!
 「ぎゃあ~~~~~!」(断末魔の悲鳴をバックに去って行くオヤジ)
どっちが悪役だかわかりゃしない。
敵を脅す為に何も知らない奥さんの腕を躊躇なく撃ち抜くという荒技を披露。
娘一人を救出したら解決。
あんだけ好き放題暴れといてあっさり帰国して元の生活に戻る。USA!! USA!! で完。

とにかく特筆すべきは躊躇のなさ。娘しか見えてない。もう娘の為には他者の巻添えも厭わない。人身売買グループよりこのオヤジの方がよっぽど怖いよママン…
この感想では何も伝わらないと思いますが、何も考えないで見るのに最適な、とにかく父ちゃん無双でドンパチな映画でした。オヤジが外道鬼畜過ぎて、娘救出してひしっと抱き合う場面が全く感動出来なかったYo。
…こんな書き方してますけど、結構楽しんで見ましたw
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