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感情願望欲望すべて赤裸々むき出しの毎日
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金曜ロードショーで「陰日向に咲く」映画版を見ました。


はっきり言います。がっかりでした。

原作は読みました。かなり面白かったです。
毎日寝る前にちょこちょこ読み進めて行こうかなーと思ってたのに、気付いたら深夜三時から空が白むまで一気に読み切っちゃったよってくらい面白かったです。
それが何であんな事に……原作の良さがああまで死ぬもんかねと。

役者さん達は良いんです。まあそりゃあ「おま、それイケメソ(キレイ)過ぎるだろがー」と(主に岡田准一に)思わないでもないですけど、基本的に役者さんは役に合ってるし、演技も良いのです。正直宮崎あおいの役は要らねーんじゃねーかなと思ってますが。
脚本がもう…ない……orz
劇団ひとりが見せようとしたものと、この脚本家、監督が見せようとしたものは全く違ったんだろうなあと、そう思いました。


映画見て「意味わかんね(´・ω・`)?」や「何だ面白くないじゃん(・ε・`)」と思われた方には原作を読んで戴きたい。
原作はもっとこう、ささやかな人達のささやかな生と繋がりを書いた本なんです。
構成が有り得なす!

映画の宣伝やDVDパッケージで見る限り、何だか駅員(映画ではバスの運転手だったけど)がメインっぽい? え、何で? あれが完結編への布石なのに? っていうかオムニバスの群像劇なのにメインがあるってどゆ事? と思ってたのですが、嫌な予感が的中しました。
駅員の話になったかと思えばモーゼ憧れリーマンの話になり、かと思えば駅員…と見せかけて雷太編、かと思えばオタク編をちょこっとやったら駅員になって雷太になってオタクになって駅員になってリーマンが出て駅員が出て…って。
見てる側がストーリーを追おうとした瞬間別のストーリーになり、追おうとしたらまた別へ移って今度はさっきのエピソードを思い出しながら付いて行かなきゃいけなくなる。
散漫で感情移入のしにくい構成だったと思います。

それにあんな最初っから入り組んだ構成見せられたらどっかで繋がってんのバレバレですやん!
原作はこう、一人一人の話に没入し始めた辺りで何処かの登場人物がさらっと、撫でる程度に関って来るからこそ「お、おぉお…あぁあああぁっ!?」ってなるのに! のにっ!!
そんでまた映画はこう、描写不足の感も否めないから繋がってる所はもとより繋がってない所が何処かも解り難い!

そして最後、モーゼ=雷太のお涙シーンは必要なかったと思う。
っていうかそこは娘からじゃなくて本人からすべきだと。原作が手元にないのでうろ覚えですが、原作の最後って、雷太の相方の女性が、モーゼになった雷太に会いに来る、的なラストじゃなかったでしたっけ。

オタクもなあ。女の子がバカ男に騙されるっていう話がカットされてる所為で、オタク話だけが何にも関りのない宙ぶらりんな話になってしまって。原作でもオタクは他に較べて関りが薄いですが、映画だと完全に切り離されちゃいました。
モーゼ憧れリーマンが駅員の親父さんになっちゃったからカットされちゃったんですかね、その女の子の話。
まあでもその分、オタク話が原作に一番忠実で、あの中でも一番面白い話に仕上がってたっちゅーのは何とも皮肉な事。


あーもう、本当に残念だったなあ。アイアムレジェンドを覆さんばかりのがっかりですよ。張るよ、アイアムレジェンドに。
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